Okinawa情報局 > 沖縄の文化 > ユタと命日トップ

ユタと命日トップユタ用語事典暮らしの行事お墓沖縄の年中行事御焼香・法事位牌東御廻り今帰仁拝み

 御火の神様
沖縄では、「御火の神様」信仰者は、ウミチムンとして、カマドの神様として祀られ、多くの人々に信仰されています。たとえば、冠婚葬祭はもちろん、年中行事、家庭行事などは、すべて「御火の神様」に、最初に前拝みをして、それから仏壇を拝みます。また、旧暦のツイタチ朔日とジュウグニチ十五日は必ず、主婦が、線香と(ウブク神飯)を供えて、家内安全と、健康祈願をします。また、結婚と同時に(後日でもよい)、夫の親元から「御火の神様」の灰をぬいて(つまんで)、「分香炉」を仕立て、新所帯の守護神として、建立します。

※ 建立は四月(アブシバレ)七月を除いて大安・吉日にします。また、親元以外は御天・土地の神々との結びをとって建立します。
・「御火の神様」の建立
新しく、「御火の神様」、建立するときは、神仏に、詳しい方々に相談することが、賢明です。首里、那覇の一部の家庭では、長男以外は結婚して、独立する時は、新
しく住む家庭に守護神として、「御火の神様」を建立します。
「御火の神様」は、家の守護神であると同時に「御通し番」(揺拝)として、家庭の健康、福徳を招くと伝えられていて、毎日の暮らしの出来事などを祈願する拝所です。

←御火の神様の建立の供え方
・御火の神様への供え方
一般的な供え方 祭祀の場合の供え方 祭祀の場合の供え方 御願解きの供え方
火の神祭の供え方 お正月の供え方 喪中の正月の供え方 お正月の供え方

 祭祀にかかせない線香とビンシー
・ビンシーと仮のビンシー
「ビンシー」とは、祭祀の実印ともいわれており、他人に貸出すことも許されておりません。仮に親・兄姉の場合でも使用することはなりません。そんな場合、盆を使って即座に仕立てた、ビンシーのことを「仮のビンシー」または、「つくりビンシー」と呼んでいます。
またこの「ビンシー」は、祝祭、祈願のみ、使用するものであり、葬式、その他の仏事には「仮のビンシー」を使用します。
ビンシー 仮のビンシー
・線香
沖縄のシマウコウ島御香(またはファウコウ葉御香・クルウコウ黒御香)は、『御願』する人の祈思を表示するものであります。
ですから、祈願の理由によって、本数(香分)がきまるようです。また、香分の持かたも、霊能者と一般人とは、多少の違いがあります。詳しくは、霊能者、経験者と相談して、自分の持分をきめることが賢明です。

 沖縄方言ぐいす祈言 (「御火の神」ユリー祈願)
『サリーウートートゥー』
和 訳
謹み敬って申し上げます。
今年の○月○日、今日ヌ佳カル日、勝サル日ノ最後の日を選びました。
「御火の神様」を昇天していただくための御拝みでございます。
十段ヌ御恐入れ、百段の御恐入れ、万段の御恐入れております。
御天土地ヌ、御神々様、御天七役場、御天七宮、空気神ヌ神様、
十二支ヌ、方位ヌ神様ヘの祈願でございます。玉のような美しい白銀の
弦に天の橋を渡しての、尊き「御火の神様」とお別れの時がまいりました。
長年、このかた鎮座して、御守りしてくださいました。
誠に、この上ない感謝の気持ちでございます。
これまで、尊き神様として御祀りして参りました。
当家○○干支の(男・女)が他界したことで、
「御火の神様」もユリーして、御天神様の御座元へ
昇天していただくことになりました。
これまでの火の神様のご加護は決して忘れません。
「サリーウートートゥー」

ユタと命日トップユタ用語事典暮らしの行事お墓沖縄の年中行事御焼香・法事位牌東御廻り今帰仁拝み