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OKINAWA Tofu

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★特集:しま豆腐(vol.008)   


 とうとう夏休みです!沖縄でも、子供たちが朝から虫かごをもって出掛けていくようすを目にします。空は真っ青、蝉がみんみん、これぞ夏!!な沖縄から今回は豆腐についてレポートします。
 この写真、なにこれ?って思いますよね〜。なんとお豆腐なんです。向こうに並んだお弁当の大きさからもおわかりかと思いますが、大きい…。小さな食料品店でみつけたこの豆腐、ワインの木箱みたいな蓋がかぶせてあって、「これなんですか?」って聞いたら、お店のおばあが「豆腐さあ〜、おいしいよ〜」と言いながら蓋をあけてくれます。どうやら切り分けて売るみたい。おいしそーう!
 沖縄では、スーパーでもできたての豆腐が並ぶ売り場があって、ほかほかのゆし豆腐や、うからイリチー(おから炒め)、厚揚げなどを買うことができます。しま豆腐は冷や奴にしてもチャンプルーでも、その独特の塩っ気と強い歯ごたえで本当に美味しいんです。これは食べなきゃ損!!

OKINAWA Vegetable

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★特集:ゴーヤ(vol.007)   


 暑いです。これぞ沖縄です。とはいっても、暑さそのものは内地の夏と変わりません。11月までつづくと言われるこの暑さも、慣れてくればなかなかのもの。風もあるのでさわやかで気持ちのいい暑さです。
  今回は野菜のお話。「しま〜」と名の付くのは「沖縄産の」という意味。島らっきょうに島にんじん、島ゴボウなんていうのもあるんです。暑くなってくると、スーパーに並ぶ野菜も色が鮮やかになり、見ているだけで楽しくなります。もちろん栄養も豊富、太陽の恵みいっぱいの野菜で沖縄を食べ尽くそう!
 みてください、この太ったゴーヤ。沖縄の野菜代表、ビタミンC豊富であまりに有名。100g 30円〜(!)のお値段、内地では考えられない安さです。味もなんだか苦みだけじゃなくて、美味しい。歯ごたえもしゃくしゃくと、元気になったような気がしてくるから不思議です。チャンプルーにして、毎日食べたら綺麗になれるかも☆なーんて。

KURUMA-FU
★特集:くるま麩(vol.006)    

ここ沖縄の夏、台風の影がまったくなくなることなんてないのかも…。と思い始めた今日このごろ。大雨だったりすると大変なんですが、水不足解消に一役買ってくれることを期待してやり過ごしています。
さて、今回は気になる食材シリーズ。「くるま麩」です。麩っていうと内地ではお吸い物やおみそ汁にいれるときにだけ使われていると思うのですが、
沖縄では立派な主役級食材なんです。まず大きさ。人の腕くらいある太さ(でもなんかまるまるしててかわいい!)。中は空洞なので軽いのですが、こんなに入って150円そこそこの値段は安いですよね。適当な大きさにちぎって、水でもどしてから炒めるのが麩チャンプルー。もちもちして、すごくしっかりした歯ごたえなので満腹感も充分。
沖縄ではどこの家庭でもストックしてあるこのくるま麩、製造過程で棒に原料をぐるぐると巻き付けて焼くのでこんな形になるそう。グルテンにもち粉を混ぜる生麩と比べ高タンパクで煮くずれしないのが特徴です。もちろん植物性だから健康にもいいのです☆


ZENZAI

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★特集:ぜんざい(vol.005)

台風も去って、すっかり夏真っ盛りの沖縄から。こんな暑い毎日に、沖縄の人々を涼しくしてくれるデザートといえばこの「ぜんざい」。内地の人にとっては寒い冬にフウフウしながら食べる甘いもの、と思われがちなぜんざいも、沖縄ではかき氷のような感覚で食べる涼しいデザートなんです。
黒糖をベースに味付けされた甘ーい金時豆のうえに、かき氷がどっさりのったのが、沖縄のぜんざい。氷の下の金時豆は固めで、しっかりした歯ごたえ。氷をざくざく崩しながら、金時豆といっしょに食べましょう。ふつうのぜんざいのほかにも、上に練乳がかかっていたり、白玉がはいっていたり、ふつうのかき氷のようにいちごやメロンのシロップがかかっていたりするものもあって、とっても美味しい!

ぜんざいの専門店ではもちろん、いたるところでお持ち帰りのぜんざいが売っています。
ぜひお試しください☆

BIG ICE

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★特集:アイスクリン(vol.004)

梅雨もそろそろ終わり、暑くなってきた沖縄でドライブしていると、国道沿いなんかでみかけるのがこの「アイスクリン」なるもの。若い女の子(なんか可愛い)がひとりで退屈そうに店番しています。シャーベットみたいなさっぱりしたミルク風味のこのアイスクリン、お値段は150円で、一説によればヒージャー(山羊)のミルクだそう。(あくまで噂です…)
店の数百メートル手前には、派手な蛍光色で彩られBIG ICEと描かれたアイスクリームの看板があって、ドライバーにもうすぐアイスクリン屋さんがありますよーとお知らせしてくれます。路肩に寄りやすいところに店を出しているので、車に乗ったまま注文してお金を払うと、アイスを持ってきてくれます。元祖ドライブスルーです。ちなみに味は一種類しかないのですが、暑い沖縄にはぴったり!食べてみる価値は十分あります☆


VIVA!TENPURA

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★特集:おやつに天ぷら(vol.003)

沖縄では天ぷらをおやつに食べます。小さな食料品店などで手軽に買える天ぷらは、衣が厚くボッテリとボリュームがあってとってもおいしい!品揃えはどこもだいたい同じで、白身魚、いか、いも(紅イモ)、いんげん、かきあげ、うずらの卵、ソーセージなんかが主流。一本50円〜買えてお財布も大満足です。
沖縄の天ぷら独特の衣は、小麦粉、水、卵、膨らまし粉、塩を、さくさくと混ぜ合わせて少し固めに作ります。衣自体にしっかりと塩味がついているのが特徴で、さらにソースをつけて食べます。ちょっと珍しいもずくの天ぷらやアーサ(あおさ)、ゴーヤの天ぷらはオススメの逸品!沖縄にきたらぜひお試しいただきたいです☆
天ぷらのレシピ→
URIDUN
★特集:うりづん(vol.002)

4月の沖縄は、一年の中でもっとも過ごしやすいです。この時期を沖縄では「うりづん」と呼ぶそう。もともとは「うりづみ」で、それが訛ってうりづん。うりづんは、心地良い南風が吹いて木々が芽吹き、春というよりも爽快な初夏と呼ぶにふさわしい、1年でもっとも快適な季節であることを指す言葉なのです。
この時期は旧暦の2〜3月に当たるので、「清明(シーミー)」 の節で、一族が墓前で祖先供養を行います。墓前にお供えするために、人気のサーターアンダギー屋さんではたくさんのサーターアンダギーを作っていました。

SPAM
★特集:スパムって???(vol.001)

沖縄のスーパーにいくと必ず売ってるこの缶詰。デザインもかわいいので内地でもおしゃれな輸入食料品店などでみかけます。おにぎりに卵といっしょにはさんだスパムおむすびでご存知でしょうか。じつはスパムは商品名。総称はランチョンミートです。
HORMELというメーカーが有名ですがTULIPなどいくつか同じ商品を出しています(ミッドランド・プラムローズ・チューリップなど)。豚肉を牛乳たんぱくで固めたハムのような食材で、沖縄ではお味噌汁や朝食向けのたまご焼きのおともに、チャンプルにと、いろいろな料理に使います。

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